親やリタイア世代向け!申請すればもらえる年金と収支の見直し方法

BOOK

自分はまだ若くても、親が50代、60代が見えてくると、親の将来のことも考えなくてはなりません。

そのためこの本を手に取りました。レビューしていきたいと思います。

老後に経済生活が厳しくなる世帯が多い。

2018年度の標準的な夫婦二人世帯の老齢基礎年金と老齢厚生年金を合わせると、月額22万1227円。

それに対して2017年の高齢夫婦無職世帯の1ヶ月の平均支出額(消費支出と税金、社会保などの合算)は26万5634万円。

そのためある程度の貯蓄を切り崩しながらでないと、生活水準を維持するのは難しいためだ。

特にバブルを経験している世代は金銭感覚も落とすのが難しいので、苦労している人も多い。

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年金の確認方法

では実際、どのくらい貰えるであろう年金は少ないのか?その確認方法をお伝えします。

一つ目はねんきん定期便を確認する方法です。

ねんきん定期便

ねんきん定期便には、

  1. 年金加入期間
  2. 老後年金の見込み額
  3. これまでの保険料納付額
  4. 年金加入履歴
  5. 厚生年金のすべての期間の、月ごとの標準報酬月額・標準賞与額、保険料納付額
  6. 国民年金のすべての期間ごとの保険料納付状況

が記されております。

二つ目は、年金ネットで確認する方法です。これは手間もあり面倒ですが、公式サイトでちゃんとして金額を、受給金額の予測を確認できます。

年金ネット

「ねんきんネット」は、日本年金機構のサイトで、お客様がインターネットを通じてご自身の年金の情報を手軽に確認できるサービスです。24時間いつでもどこでも、パソコンやスマートフォンからご自身の年金情報を確認することができます。

こちらのサイトからアクセスができます。

こんな感じのサイトで、最新の年金の支払い状況や、

受け取れる年金の見込み額を確認できます!

基礎年金番号や、アクセスキーなどが登録する際に必要になります。詳しくは、年金ネットのサイトをご覧ください。

三つ目は自分で概算を計算する方法です。ざっくりの計算方法を載せますので、参考にしてください。

年金を概算する

国民年金の方は、基本的には、未払いの期間などがなければ、779,300円をもらえます。

しかし、例えば二十歳の学生時代に1年未払いがある場合は、年間でおよそ2万円のマイナスになります。

受給年齢に関しては、1ヶ月繰り上げで早くもらうごとに、0.5%引かれるので、5年早めた場合、30%減額され、年間545,510円になります。

逆に繰り下げて遅くした場合は、1ヶ月ごとに、0.7%増額されますので、5年繰り上げて70歳からにすると42%増えて、1,106,606円もらえます。

まあ繰り下げると多くもらえますが、いつ死ぬかわからないので、早く死んでしまうと、伸ばし損の支払い損になるので、自分の経済状況に応じての、受給計画が必要です。

厚生年金の方は、5500円×会社員としての就業年数×38歳の時の年収の100万の位という式で計算できます。なので、38歳で年収450万円の人なら、

5500×38×4=836,000円になります。

国民年金の779,300+836,000=1,615,300円になります。

2016年の実際の受給者の平均が、177万円なので、まあ遠くない数字です。だいたい、170万円前後の年金額の方が多いのではないでしょうか。

177万円と聞いてどう思いますか?贅沢しなければ、飢え死にはしないですが、決して裕福とは言えないし、孫のために何かしてやるのも厳しいし、趣味を楽しむのも、制約がありそうですよね。

ということで、家系の収支をしっかり見直した方が良いですよね。

年金の繰り下げで支給額を増やす、働く期間を伸ばすなどして、自分のライフスタイルにあった年金の貰い方をしましょう。

申請すればもらえるお金

この世界はよく作られている。

住民税や所得税、消費税などを含む「取られるお金」は自分が特に申請などしなくても、会社やお店が持っていくのですが、「もらえるお金」は自ら知り、自ら申請しないと貰うことができません。

この本ではそんな「知っている人だけが得をする制度」を教えてくれています。

年金の家族手当「加給年金」

加給年金は「年金の家族手当」と言われています。

条件としては、

  1. 65歳になって老齢厚生年金を受給し始めたとき、扶養している65歳未満の配偶者や18歳未満の子供がいる事。
  2. 20年以上厚生年金に加入していることも条件です。会社員って優遇されていますよね。
  3. 妻の年収も850万円以下であることが条件になっています。

65歳で18歳未満の子供がいる方は該当者はあまり多くないと思いますが奥様さえ年下であればこれは該当するので、申請したほうがいいですよね。

これらの条件に該当する期間(妻が65歳になって年金の受け取り開始まで、または子供が18歳になるまで)は支給されます。

奥さんが65歳になってから、「旦那の年金が減った!!」と驚く人がいるそうですが、年金の制度上、奥さんも年金の受給を開始して「自立した」と見なされるので、「家族手当が外された」という認識だそうです。

加給年金がなくなると今度は配偶者側の年金に「振替加算」が付きます。金額は生年月日で決まり、最低が年1万5042円、最高が同22万4500円(19年度)までもらえます。

該当しそうな方は手続きが必要になりますので、是非調べてみてください。

扶養親族等申告書

公的年金のうち、一定額以上の老齢年金は課税の対象となり、税金や社会保険料が徴収されます。

若いうちに働いて天引きされた年金を、受給できるようになってからも、さらに課税されるというのも、なんだかおかしな気分ですが仕方ないでしょう。

この本では大雑把にトータルの年収(もし仕事を続けているならそれも含めて)が200万円以下なら10%程度、300万円未満なら15%程度、300万円以上なら20%程度が引かれる計算になるとされています。

ところが「扶養親族等申告書」を提出すると大きく2つのメリットがあります。

  1. 書類を提出するだけで所得税が半分になる
  2. 確定申告をする必要がなくなることがある

しかもこの書類「扶養家族等」と書いてありますが、独身で、扶養家族がいなくても、出すと税率が低くなるのです!

年金を受給するようになると、一定額以上の人に対して、毎年この書類が送付されるそうなので、是非ちゃんと提出をしましょう。

固定費を減らそう

年金生活が始まったら、支出を、現役時代の0.7倍にまで削減することを目安とすることが提唱されていました。

人は生活水準を上げるのは簡単でも、下げるのは難しいもの。なるべく無理のない範囲での節約法として、以下のようなものが挙げられていました。

  • 無駄な保険の解約:子供が成人しいてるなら死亡保険は不必要。医療保険は安価でお守り的なもので十分。高額療養費制度もある。
  • 電気会社の乗り換え
  • 通信キャリアの乗り換え
  • 車の所有の見直し

節約方法に関しては私もYouTubeで度々ネタをシェアしていますので、是非0.7掛けの支出を目指してください。

節約ネタ12選[2020年版]

米国国債の資産運用とは

ちなみに、国債買うなら個人的には日本よりも米国債のほうがオススメ。単純にリターンが高いから。そして、失敗リスクはほぼありません。まず返ってきます。実際、アメリカが倒れるようなことがあれば、それは世界の中で他に安全な場所などありません。

日々のチェックは不要。タイミングを見計らう必要もありません。他の資産と違って、購入した時に、利回りが分かるので、ライフプランを立てる上でも安心です。

2020年2月現在、主要先進国の利回り(10年もの)は

  • アメリカ:1.5%
  • 日本:-0.05%
  • ドイツ:-0.39%
  • フランス:-0.15%
  • イギリス:0.57%
  • カナダ:1.3%

となっており、、、アメリカもだいぶ下がった方なんですが、欧米はもはやマイナスですね。日本の国債とかも、もはやネット銀行の利息の方がいかに高いかが分かります。

「利付き(りつき)国債」と「割引(わりびき)国債」があります。利付国債は、半年に一回、利息が支払われ、償還日になると元本が戻ってくる形です。

割引国債は購入金額が安く、利回りは良いが、利益を手にするまで、償還日まで待たなければなりません。

債券型の投資信託もある

ちなみに、先ほどの投資信託は、債券型というのもあります。株式の投資信託よりも、さらに堅くいきたい人にはオススメです。

58歳で貯金がないひとのお金の教科書

この記事はこちらの書籍を参考にさせていただきました。

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